ゴルフで7番アイアンが当たらない、難しい→日本人に37インチは長すぎる
・ゴルフはもともとイギリスやアメリカで盛んなスポーツです。
・平均的に日本人の方が身長が低いです。
・でも7番アイアンの長さはほぼ同じです
👇
日本人がアメリカ人と同じ基準でクラブを持ったら長いに決まってます。
(角度硬度その他を一旦置いて長さの話をします。)
おそらくこのあたり👇の理由で、ほぼ全メーカーが同じような長さになっているのかなと予想しています。
・メーカーはグローバルに作っているので、製造や管理の都合でシャフトの長さを揃えたい
・本社開発部門もマーケ部門も日本人には長いという認識自体がない
・長い方が飛ぶので売れやすく、おいそれと短くできない
・みんなこの長さにしているのでとりあえず合わせて作っている
つまり大人の事情で誰も突っ込まないというだけなのでは。。。?
特に「とりあえず37インチの7番を使うのが当たり前だし基本」 という常識は、物理的には強烈な違和感を感じます。
実用上、37インチ以外が手に入りにくいのでそうなってしまったり、14本のクラブを全て使えるようになるためにまずは中間の長さの7番アイアンに慣れるべきだという意見もとてもよくわかるのですが。。。
計算上の標準は35インチのはずです。
理由は単純で、アメリカ人と日本人の身長差を計算するとそれぐらいになるからです。
ただそもそも35インチの7番アイアンはほぼ売っていません。
なので現実的にはピッチング以短のウェッジ類を使うか、レディースのクラブ(女性ならジュニアのクラブ)を使うのが打ちやすいいと思います。
へたっぴはとにかく短いクラブで-飛距離を狙わなければ全て改善する
アメリカの人口の多くを占める白人と黒人の成人男性の平均身長は180cm程度。日本人は170cm程度。
180cm / 170cm = 1.0588…
というわけで、アメリカ人に比べて日本人は5〜6%ほど小さいことになります。
一方7番アイアンの長さは日米ともに37インチが基準で、アメリカだと37.5インチのものも手に入りやすいかなという程度のようです。長い方を採用したとして
37.5インチ / 37インチ = 1.0135…
なので、7番アイアンの長さの違いは 1.4%程度です。
そうです、身長は6%低いのに7番アイアンは同じ長さかせいぜい1.4%しか短くないのです。
日本人が7番アイアンを構えると長く感じるのは当然なんです。
アメリカ人が7番を構えている感覚と同じになる長さは、35インチ前後です。
37インチ / 1.0588… = 34.944…
よく聞く「短いピッチングやウェッジ類は打ちやすいけど7番は当たらない」というのは全くもって理にかなっていると感じます。
(同時に、難しいからこそ7番を練習すべきだという主張も理解できます。)
逆に日本人が7番アイアンを構えてる感覚をアメリカ側から見ると
37インチ * 1.0588… = 39.1764…
39インチというとつまり日本人が7番を構えた感覚とアメリカ人が短めのユーティリティを構えた時が同じ感じということでやっぱり長いよねっていう。。。
アメリカでツアーを回るなどの場合は当然同じ長さでないと飛距離で戦えないのでしょうがないかなと思うのですが、おそらく日曜ゴルファーであろうへたっぴの民がそこの難しさと闘う必要はないんじゃないか?もっと楽で楽しいゴルフをした方がいいんじゃないか?というのが店長の意見です。
ちなみに170cmというのはアメリカの女性の平均身長に近い数字です。
ということはレディースクラブがそのまま日本人男性の適正サイズであるはずです。
細かいことを言うと、人間は身長差の割合よりも地面から指先までの長さの差の方が小さくなるとか、レディースクラブは上記の計算よりも実際には若干長いとかのずれはあるものの、それを加味しても37インチは長いんじゃないかなーと感じます。
というわけで、へたっぴさんはまずは7番よりも短いクラブを中心に使うかレディースのクラブを選ぶ方が断然おすすめです!
ちなみに店長が一番気軽に振れるクラブは120cm用の30インチの7番アイアンです。