なぜこんなにゴルフスコアが悪いのか→まずは空振りとOBに注目
前提として、ゴルフのスコア=打数は「どれぐらいのレベル感の人なのか」がざっくりわかるぐらいの目安でしかなく、細かい部分はあんまり意味がないと思ってください。
そもそもスコアってなんでしょうか。
基本的に、ホールごとに「これぐらいで入れられたらすごいよね」という感じで決まっている打数「パー」を全部足すと(=全部のホールで打数がパーと同じだったら)72となります。
テレビで「首位〇〇が-5」と言っているのは「今回一位の〇〇さんは72-5=67のスコアでした」という意味です。
ちなみに、たまたま72になっているわけではなく全部足したら72になるように、コースの長さをベースに誰か(多分コースを設計した人)が「このコースなら5打で入ったらすごい、だからパー5!」と決めています。
ですので、決めた人が厳しければ上手い人でもパーが難しく、優しめなら少ない打数で周りやすくなります。
テレビでやってるゴルフの優勝争いでも一位が-3ぐらいの時もあれば-10ぐらい行ってる時もありますよね?
あの数字は基本的にはパーを決めた人のさじ加減で変わると思ってください。
それを踏まえて、なぜ我々へたっぴの民が凄まじいスコアを叩き出すかというと
・初ラウンドがたまたま難しいコースだった
・OKパットが厳しいメンバーで回った
・空振りとOBが多すぎる
辺りが理由になります
初ラウンドがたまたま難しいコースだった
上記の通り、ゴルフのスコアというのはコースによって全く変わり得ます。
ですのでスコアが悪くても今回たまたま難しいコースだっただけということは全然あります。
超簡単なコースを120で回った人より、超難しいコースを140で回った人の方が実は上手いということは余裕であり得るのです。
ただいろんなコースを回る回数が増えれば増えるほどだいたい同じようなスコアに集まってきますので、結果的に平均スコアを聞けば上手いかどうかなんとなくわかるというわけです。(大数の法則 - Wikipedia)
OKパットが厳しいメンバーで回った
仲間内でふわっとやるゴルフの場合、大抵は「OKパット」というものがあります。
パターを打った時にカップ(ゴールの穴)の近くに止まったら「次のパットで入るものとみなしてボールを拾い上げる」というものです。
なので「パターを打ったらホールに入った」なら1打、「パターを打ったらカップの近くに止まった。周りの人がオッケーと言ってくれた。」なら2打とカウントすることが多いです。
プレーをサクサク進めるため(とへたっぴの民への優しさ)に採用されることが多いと思いますが、ちゃんとプレーしたいタイプの方と回る場合、本当に入るまでパターをし続けることがあります。
上手い人はグリーン(カップ周りの芝の部分)に乗ってから2打でカップに入れられるのですが、へたっぴの民は5打6打しても穴の周りを往復。。。みたいな状況です。
パターがまだ苦手な段階でOKパットなしの回に当たったら練習がたくさんできると考えてスコアは気にせず楽しみましょう!
空振りとOBが多すぎる
我々へたっぴの民は空振りしまくりますよね。
コースだと「早く打たないと迷惑がかかる!」とか「地面が傾いてる!」とか焦った結果、周りが引くぐらい空振りまくります。
当たった!と思っても球が右のほうにぴやーと飛んでいって消えます。
結果的に打数はどんどん増えていきます。
ではどれぐらい増えるのでしょうか。
運動できる皆様の初心者の頃が平均130として考えてみましょう。
各ラウンドで、他の人よりも一回ずつ空振りしたすると+18。
130 + 18 = 148
次に毎ホールOBしたととします。
OBとは「Out of bounds」の略で「枠外」という意味で、打った球が左右の林に消えていったような状況を言います。
計算を簡単にするためにOB一回で+2とすると、18ホールで+36。
130 + 36 = 166
両方一回多かったとすると
130+18+36 = 184
すごい数字になりました。
実際には OBは全ホールに設定してあるわけではないのでこの通りにはなりませんが、イメージとしてはこんな感じです。
逆に考えると、空振りとOBさえしなければ割とくらいつけます。
球が前に進みさえすればなんとかなるのです。
ちなみにへたっぴは大振りすると1万%空振りします。
まぐれで当たったとしてもさらに100万%大きく曲がってOBします。
というわけで大振りを封印してとにかく空振りだけは避ける!がスコアを縮める最初のステップとして一番です!!!
参考:へたっぴさんがフルスイングをしたら絶対に例外なく100%空振りすると思え!
参考:へたっぴはとにかく短いクラブで!→飛距離を狙わなければ全て改善する
ゴルフを楽しめますように!