周りのゴルフスコアや飛距離がエグすぎる→大丈夫です、みんなちょっと盛ってます😎

周りの人の言う数字が大きいのは、いくつか理由があります。

 

・そもそもゴルフは見栄のスポーツのようなところがあるから

・過去に行った練習やラウンドのうち一番いいものを口にするから

・道具メーカーも盛りやすいような道具を出しているから


そもそもゴルフは見栄のスポーツのようなところがあるから

実はゴルフのビジネス構造は水商売と若干近くて

 

・経営者が営業がてら経費でやる

・ゴルフの才能的なものが力関係に影響を与える

・(男性の場合)あわよくば女性にモテたい

・道具は高くても中古で売れるしむしろ高い方がすごい感ある

 

といった傾向があるため、頻度は高く、支払いは大きく、釣られて話も大きくなっていく性質があります。(もちろん例外はたくさんあります。あくまで傾向です。)

結果的にみんなちょっと盛ります笑

色々とデータを調べていても、実際に口頭で聞くのとデータで残っているものにはそこそこの乖離があるようです。

なのであまり真に受けることなく「自分も練習すればそれぐらいいけるかも!」と思うぐらいが一番楽しいと思います。

 

過去に行った練習やラウンドのうち一番いいものを口にするから

例えばドライバーの平均飛距離が160ヤードぐらいの人でも、一度250ヤードを出したら「俺のドライバーの飛距離は250ヤード」ということが少なくありません。

コースのスコアの場合は割と平均に近い数字を口にする傾向はありそうですが、飛距離は大体よかったものを言ってると思っておけばOKです。

 

道具メーカーも盛りやすいような道具を出しているから

これについては「ドライバー」と「それ以外」に分かれます。

なぜかと言うと、ドライバーは飛びに特化した形状のため、用具規定の制限を大きく受けます。要はもともと性能上限ギリギリなので各メーカーでの製造や解釈の幅が小さいです。

一方「それ以外」、例えば基本とされる7番アイアンなどの場合、「昔は5番アイアンと呼んでいたものに#7という刻印をして売る」という方法で「7番アイアンでもめちゃくちゃ飛ぶんだよね」と言いやすい状況にしています。

基本的にクラブは番手と呼ばれる数字が小さい方が飛ぶことになっています。
飛距離を決める大きな要素は「シャフトの長さ」と「ロフトの角度」で、ざっくり言うとシャフトが長くてフェース(球に当たる平面部分)が垂直に近い(=ロフト角が小さい、ロフトが立っている)ものの方が飛びやすいようになっています。
昔の7番は「シャフト長37インチ、ロフト角33度」だったものが、最近の「飛び系アイアンの7番」だと「シャフト長37.75インチ、ロフト角26度」ぐらいになっていたりして、これは昔の5番アイアンとほぼ同じスペックです。

みんな嘘はつきたくないけどできるだけ盛りたいから、そっちの方が売れるというわけです。 


上記のように基本的に盛る文化なんだなと思いつつ、萎縮せずに自分の数字のみと向き合っていただければと思います。

もちろん全く盛ることなくすごい人たちもたっくさんいますので、是非尊敬の気持ちを素直に出して教えてもらってください!